交通事故の後遺症にはどんなものがありますか?

Q、交通事故の被害者です。今後、さまざまな後遺症が出るかもしれないから検査をするようにと知人に言われましたが事故の後遺症とはどんなものがあるのでしょうか?

1ヶ月ほど前に事故の被害者になったものです。
今現在はむち打ちをはじめとしてその他にも事故直後から毎日頭痛が治まらないため通院しています。
頭痛薬などを処方してもらいなんとか毎日を過ごしているのですが、もしかするとそういった内容は後遺症として認められるかも知れないので検査ができるように保険会社に話をした方が良いと知人に言われました。

私の中で交通事故による後遺症というのは事故で手足を失ってしまったり、目が見えなくなってしまったり、その他にも歩けないような大怪我をしてしまったという場合だと思っていたのですが、そのほかにもさまざまな後遺症があるようで、どんなものがあるのかについてを知りたいと思っています。
これまで交通事故の被害者になったこともなく、もちろん加害者になったこともないため、事故の後遺症について詳しい知識がありません。
私のような症状でも後遺症が認められれば保険会社から支払われる金額も大きくなると言われたので検査をするべきかどうか悩んでいますが、そんなにもたくさんの後遺症があるのでしょうか?
また後遺症が認められた側にはどんな保証がありますか?

A、見た目にはっきりとわかるものから、わかりにくいものまでたくさんあります。

交通事故の後遺症というのは前述の内容にもある通り、見た目にはっきりとわかるようなものから、そうではなく精神的なものまで様々です。
もちろん手足を失ってしまったり失明してしまうなどというのは後遺症等級の中でも最も高い等級になりますが、そうではない等級に当てはまるものとして著しく視力が低下してしまったものや、一定の視力以下になってしまったもの、その他にも手足を含め、体の動きそのものが一部制限されてしまうなどの場合にも後遺症として扱われることになります。

また見た目にはわからない後遺症として高次脳機能障害やRSD というものがあり、この他にも精神的な後遺症の一つに、PTSD が認められています。
ご自身ではむち打ち症だと思っていても実際に検査をしてみると、むち打ち症だけではなくせに腰や肩また、脳の一部などにも異常が見られるケースがあり、こういったケースでは当然ながら後遺症として認定されることになります。

後遺症認定が行われた等級に応じて遺失利益というものが支払われますが、この遺失利益というのは主に私生活や仕事においてどれだけの制限があるかという部分を考慮した金額となっています。
等級に応じて慰謝料はある程度相場が決まっていますが、遺失利益については状況や仕事などによって変わってきますので、まずは保険会社がどれだけの金額を提示してくるのかと言った内容を確認する必要があります。
後遺症認定を行うための検査までには症状固定から一定期間が経過していなければならないため、それまで待たなくてはならないのですが前述の通り、実際に後遺症が認められることになれば逸失利益、そして慰謝料についても比較的高額な賠償金が降りることになります。

また慰謝料に関しては弁護士基準で計算すると、より高いものとなっていますので、保険会社から提示された金額で納得がいかない場合には弁護士に相談するのが良いです。
まずは後遺症が残っているかどうかを検査するために症状固定を待ち、その後ご自身が後遺症についての検査をするため、申請をする必要があります。
よほど大きな後遺症でなければ医療機関や保険会社側から検査を言い出すことはありませんから、気になる後遺症をご自身でチェックした上で医療機関側に検査を求めるようにしましょう。