交通事故で骨折した箇所が3年後に動かなくなった

Q、普通事故に遭って怪我をした場所が示談成立後に動かなくなってしまいました。このような場合どうすればよいのでしょうか?

今からおよそ3年前のことですが、交通事故にあって、肩の骨を骨折してしまいました。
その際には手術をして手術が成功となったため、その後は注意しながらしばらくを過ごしていたのですが、最終的には症状固定となり事故から1年半が経過した段階で示談を成立させています。
その後も強い痛みは続いていたのですが、これ以上痛みは軽減されないだろうということで症状固定になりました。
またその際には、肩をある程度は動かすことができたため後遺症としては認められずに示談となったのですが、3年が経過しようとする今になり、あまりの激痛と熱を持つように熱くなる感覚があり、仕事をしていても力を入れることができません。

また肩を上げたりすることができないため、仕事だけではなく日常生活にも支障が出ています。
先日病院に行ってみたところ、おそらく事故による骨折が引き金になっているだろうと言われたのですが、示談が成立している以上は加害者の保険会社や加害者本人に対してここでの症状についての保証を求めることはできないのでしょうか?
診断してもらった際に先生が細かく検証すれば後遺症となるかもしれないと言っていたのですが、事故の後遺症として認めることもあるのでしょうか?

またその場合であってもやはり示談が成立していると保証が受けられなくなってしまいますか?

A、示談成立後でも事故との関係を確証できれば保証が受けられます。

基本的には交通事故が起きた後、最終的に示談が成立していればその後の保証問題については加害者や加害者側の保険会社として一切の責任がありません。
しかし今回のように年数が経過してから様々な症状が出てしまうような事があり、これは怪我に限った事ではありません。
また病院側で検査をした結果、交通事故による怪我そのものが原因だということになれば、当然ですが後遺症として認められることになります。
ここで後遺症として認められれば交通事故が引き金になっていますので、示談が成立した後の今でも保証問題について保険会社や加害者ともう一度話し合うことができます。
その際に保険会社などが取り合わないようであれば弁護士を立てて、弁護士から話をしてもらうと良いでしょう。

医療機関側でしっかり交通事故との因果関係を認めてくれれば保証についても求めることができますので、まずは、細かな検査をして本当に後遺症となるのかどうかを確認する必要があります。
その上で後遺症認定を行い、認定等級に応じた慰謝料や遺失利益の支払いが行われるようになっています。
また必要になった検査費用をはじめとして、今後の治療問題についてもしっかりと交渉していくようにしましょう。
逸失利益については職業などによって支払われる保証金額は違ってくるのですが、力を使う仕事であり、後遺症が残ったことで仕事にも大きな支障が出てしまうというケースでは逸失利益もその分大きくなることが考えられます。

一度示談が成立していますので保険会社としてもすぐには対応してくれないと思いますが、それならば弁護士を立てて話し合いができるように、こちらでも準備しますと一言、言ってみてはいかがでしょうか?
それでも対応してくれないようであれば、実際に弁護士さんに相談してみると良いです。
このような場合、交通事故による後遺症ということが認められるので、その後の保証についても多くの場合で上記した逸失利益や慰謝料が支払われています。
何よりも検査をして後遺症認定をすることが重要になりますので、まずは時間を作って医療機関で徹底的な検査を行いましょう。”