物損事故の被害者だけど監視カメラを見せて欲しい

Q、物損事故の被害者です。加害者が見つからず、とても悔しい思いをしているので車を止めている場所の監視カメラも見せてもらうことはできるでしょうか?

一週間ほど前に市営の駐車場に車を停めていたところ車を傷つけられていました。
隣に停めていた車なのか他の場所に停めてる車なのかはわかりませんが、僕の車のバンパーが思い切り凹んでいるような状態で明らかに当て逃げと思います。
もちろんその場では警察を呼んだのですが、物損事故の場合警察が本腰を入れて動いてくれないことはわかっています。

ただ、市営の駐車場には監視カメラが付いているので、この監視カメラを見せて欲しいと管理会社に連絡を入れてみたのですが、警察が介入していない内容については公表することができないため監視カメラを見せることはできないと言われてしまいました。
でも実際には監視カメラの映像を見ればおそらく僕の車を傷つけて逃げた車を発見することができると思っています。
物損事故だからといってこのまま泣き寝入りをして自分で車の修理費用支払うというのはどうにも納得がいかないのですが、何とかして監視カメラを見せてもらうしか方法はないのでしょうか?
やはり警察が介入して監視カメラのチェックをすると言わなければ見ることはできませんか?

A、警察でなくても専門家として弁護士が入れば監視カメラを見せてもらうことができます。

物損事故というのは確かに警察が本腰を入れて動いてくれることがほとんどありません。
しかし事故は事故であり、当て逃げというのは犯罪ですから、逃げたドライバーを見つけたいと思うのは当然のことだといえるでしょう。
もちろん被害者としてもしっかりとした保証をしてもらえないと、車を直すにも納得がいかないのは当たり前だと言えます。
しかし管理会社としても様々な利用客のプライバシーを公開することになってしまうためこうした理由で被害者の方に易々と監視カメラの映像を見せてくれるようなことはありません。

万が一にでもそんなことをしてしまえば管理会社が利用客からの信用を失ったり、プライバシーの侵害だと言われてしまうような懸念があります。
そこで、どうしても監視カメラの映像を確認したいと思っているのであれば、弁護士さんに相談して弁護士さんが監視カメラの内容を確認するといった方法があります。
その上で該当すると思われる画像が映っていれば、この画像については被害者である方も確認することができます。
そうなればこういった証拠となる映像を警察に提出し、当て逃げしたドライバーを探してもらうことが可能になりますので、まずは弁護士さんに相談しましょう。

最終的に警察が捜査を行い当て逃げをしたドライバーを見つけることができれば保証してもらうことが出来るだけでなく、当て逃げとして刑事的な処分を受けることとなります。
証拠そのものがないため警察も本腰を入れて動きませんが、証拠として当て逃げをしているシーンが残っていれば動かざるを得ない状況となります。
この状態で動かないということになれば今度は弁護士側から警察に対して鋭い切込みが入ってきますので、まずは証拠となる映像を入手するためにも弁護士さんから管理会社に話をしてもらうと良いでしょう。

その際、車を停めていた日時や傷つけられたと思われる時間についてもある程度自分の中で整理しておくと良いです。
そうすればその時間帯に絞り込んで映像を確認することができるため、スピーディーなチェックが行えます。

Q、ひき逃げ事故の被害者です。加害者からの保証問題について納得がいきません。どうすれば良いですか?

半年ほど前に私はひき逃げ事故の被害者となりました。
加害者を見つけるまでにも時間がかかり、ようやく2ヶ月前に逃げた加害者が見つかりました。
それまでの間、私は怪我の治療などに必要となる費用を全て自分で支払ってきたため、加害者が見つかった以上、加害者からしっかりとした保証を受けたいと思っています。
しかし加害者が保険に加入しておらず、それを理由にして、現場から逃げ去ったようで今現在でも一切保証されていません。

まずは加害者が見つかったことによって、自賠責保険からは最低限の保証が受けられるようですが、こんなにも長い期間犯人が見つからずとても辛い思いをしたため、慰謝料などに関してもしっかりと受け取りたいと思っています。
しかし加害者と話をしていても自分には経済力がないので、今すぐには支払うことができないと言うばかりで、いつになったら支払えるのかを聞いてもはっきりとした答えはもらえません。
月々少しずつでも良いから払ってくれと言っているのですが、それでも支払いなどは行われず私自身、怪我の状態も未だにあまり回復していないので仕事には本格的に復帰できていないため、とても困っています。

このような場合どこに相談するのが良いでしょうか?
警察に話してみたところ、警察は民事介入できないので、弁護士等に相談した方が良いと言われたのですが、実際に弁護士さんに相談したところで解決することはできるのでしょうか。

A、加害者を逃がさない為にも弁護士に相談するのが1番です。

ひき逃げ事件というのはその場から加害者が立ち去った理由はどうであれ、その後の保証問題などについても保険に加入していなければ信用できるものではありません。
自分が運転する車で他人に怪我をさせておきながら自分の事情を優先し、現場から立ち去ってしまうような人間ですから、その後どんなに保証すると言われても信用できないのは当然のことだといえるでしょう。

特に今回のようなケースでは、無保険の状態でなおかつ経済力がないことを理由に保証問題から逃れようとしているのが一目瞭然です。
そのため、弁護士に相談するのが1番よい方法だといえるでしょう。
弁護士に相談することによって加害者としても完全に逃げられないことを自分でも把握するはずです。
実際に弁護士からの連絡がなければ何とかして逃げようと考えていたりするケースもあり、時間をかけると加害者が逃げてしまうことも考えられるので、できるだけ早く弁護士に相談しましょう。

またその際に、加害者がどんな仕事をしているのかについてもすべて調査した上で今後の保証問題について、まずはしっかりと保証してくれることを約束させなければなりません。
公正証書として残すことによって最終的には差し押さえをする権利を持つことになりますから、加害者が働いている会社などへも相談し、給料の一部を差し押さえるということが可能になります。
これは弁護士が間に入らないと出来ない事ですから、弁護士費用などを気にする前にまずは相談してみると良いでしょう。

弁護士費用については一括での支払いが難しくても分割で少しずつ支払えば良いという弁護士さんも増えてきています。
特に交通事故を専門に扱っているような弁護士さんであれば、こうした部分にも寛大で事情をしっかりとわかってくれますので、まずは心配せずに相談してみましょう。
加害者にご家族があればご家族にはも話しをして保証問題について協力してもらうということも可能ですので、このような部分についても積極的に弁護士さんを通じて加害者側との話し合いを進めていくべきです。